前回は、「フッ素」の働きについて説明させていただきました。(詳しくはこちらから)今回は、むし歯予防にフッ素を取り入れる方法について説明させていただきます。むし歯予防としてフッ素を取り入れるには、大きく以下の2つの方法があります。それは、歯の表面に直接フッ素を作用させる方法フッ素を摂取する方法です まずは、歯の表面に直接フッ素を作用させる方法について説明させていただきます。フッ素が歯の表面に...
日本睡眠歯科学会に参加しております。とはいっても、感染防止のためWebでの開催です! 成人の睡眠時無呼吸症候群の治療用マウスピースを作成するにあたって、より使用しやすく、かつ確実に効果がでるものを提供できるよう見識を深めていきたいと思い...
前回は、歯の再石灰化について説明させていただきました。(詳しくはこちらから)歯垢が多く残っていたり間食が多いと、唾液による再石灰化が間に合わず、歯の表面が崩壊し、むし歯になってしまいます。(むし歯の仕組みについて詳しくはこちらから)再石灰化を促すためにも、歯ブラシで歯垢をしっかりと取り除く・間食を減らすことが重要です。 ただ、唾液による再石灰化を手助けしてくれるものがあります。それが、「フ...
前回は、むし歯の仕組みについて説明させていただきました。(詳しくはこちらから)今回は、テレビや雑誌などでよく聞く「歯の再石灰化(さいせっかいか)」について説明させていただきたいと思います。 むし歯の原因菌は、食べ物の糖分から酸を作ってお口の中のpHを中性から酸性に変えます。歯の表面のエナメル質の成分(ハイドロキシアパタイトと呼ばれる結晶)は酸に弱く、お口の中が酸性になると溶け出します。これを「脱...
気づいたら大きなむし歯ができていた・・・なんてことはありませんか?今回は、むし歯ができる仕組みについて説明させていただきます。 ①まず、お口の中にいるむし歯の原因菌が、歯に残った糖分を取り込んでネバネバした細菌の塊である「歯垢(しこう)」をつくります。②次に、むし歯の原因菌が、歯垢からむし歯の原因となる酸をつくります③お口の中の酸性度が一定の濃度に達すると、歯の表面のエナメル質を溶かして初期のむ...
