インフルエンザウイルス感染予防に歯磨きはなぜ大事なの?
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日本では、約8割の成人が歯周病に罹患していると言われています。その歯周病の原因となるのは「歯周病菌の感染・定着」です
実は若い頃に歯周病に感染している?
今まで歯周病菌は、中年期以降に感染すると考えられてきました
しかし、実は思っていたよりずっと早い高校生くらいに感染・定着することがわかってきました。わかってきたのはわずか20年前のことです(知らなかった方も多いのではないでしょうか)
歯周病菌がインフルエンザウイルスの手助けをする?
そして歯周病菌は、インフルエンザウイルスが粘膜上皮へ吸着・侵入するのを助ける「プロテアーゼ」や「ノイラミニダーゼ」といった酵素を出すことがわかっています
そのため、歯磨きが十分でないと歯周病菌の数も桁違いに増加します。また、活動性や病原性がも増すため、よりインフルエンザにかかりやすくなります
逆に、毎日歯磨きをしっかりと行って清潔にしていたり、歯医者に定期的に通ってケアを受けられている方は、歯周病菌の繁殖が少なく感染リスクを小さくすることができます
中高生以上の方は、歯周病菌の増殖・定着を防ぐ意味でも毎日歯磨きをしっかりと行いましょう。
フロスor歯間ブラシもお忘れなく!
当院では、歯周病治療を保険診療で行っております
歯周病治療に関してご不明点などございましたら、公式LINE( @641vxjmo )にてご相談承っております💁🏼